寝ダメ
column
- コラム
睡眠不足のデメリットは、
現世における地獄とも言えるほどありますが、
過眠のデメリットは
あまり取り沙汰されていないと思います。
今回はそんな過眠について取り上げます。
過眠のデメリット
過眠すると、脳機能の低下や、疲労感の増加、
筋肉痛や、抑うつなどがあります。
睡眠のリズムも狂います。
僕もこれには注意しています。
疲労が何日かたまっていたときは、
過眠になりがちになりますよね。
普通の人が過眠になる状況というのは、
平日の睡眠不足を休日に解消するような
過眠だと思います。
寝ダメはできない!
「寝溜めしておく」
という感覚の方も多いでしょう。
しかし人間の睡眠は寝溜めできません。
したがって、寝溜めと過眠がセットになると、
平日の睡眠不足を補えないどころか、
休日の時間も時間的に、
密度的にも無駄にしてしまいます。
過眠はもったいない
個人的な意見ですが
休日に過眠することのデメリットは、
以前のコラムでも紹介した、
休日に新しいことを始めるという
最高の休息が妨げられることだと思います。
しかし、考えようによっては、
普段眠れないから、眠れる休日には
心置きなく寝たいというのはある意味自然です。
難しくいうと代償されていると言えます。
これに対する対策は、休日も同じ時刻に起きる、
ですが、それでも一日は結構きつい感覚になります。
寝ダメしたくなる原因に迫る!
そもそも、平日睡眠不足で
休日にそれを解消しようという生活を
続ける必要があるのか
という問題があると思います。
個人的な夜更かしは別として、
仕事などで平日夜遅くなって睡眠を削って、
休日その代償で使い物にならなくなる
という状況になりますよね。
これも個人的な意見ですが、
多くの過眠の原因は、
この生活リズムもあるのではと思います。
毎日十分眠れていたら、
休日寝まくりたいと思わないですもんね。
つまり、過眠の後ろに睡眠不足があり、
その後ろに強制する生活習慣があるということです。
背後の闇に気付いて戦ってください!
【顧問医師】