喫煙と年収
column
2021.07.13
- コラム
タバコを吸っていると、結局、年収が下がります。
喫煙者の方が就職しにくく、
また時給が下がるという研究があるのです。
今回のコラムでは喫煙と年収の関係に迫ります。
就職のしやすさ
アメリカの無職の人を対象にした調査で、
1年間その後の就職状況を調査したところ、
非喫煙者は56%就職したのに対して、
喫煙者は27%でした。
倍以上違いますね。
そもそも職を見つけにくくなるんですね。
平均時給
平均時給は、
非喫煙者は2000円だったのに対して、
喫煙者は1500円でした。
時給だけでもこれだけの差がありますが、
ここにはタバコ代と病気にかかった
治療費は含まれていません。
ですので、実質的にはもっと差が出るでしょう。
よく、
「仕事中にタバコを吸うと集中力が上がる気がする」
という人がいますが、
集中力が上がった気がしたところで、
年収が下がっていたら、
意味がまったくないですよね…。
なぜこれほど影響があるのか?
ところで就職しにくくなるとは
どういうことでしょうか?
まさか、面接にタバコを吸いながら臨むという
パンクな人はいないでしょう。
それでも就職しにくくなるということは、
タバコを吸っていることによる
表情や体調不良などで、
間接的に印象が悪くなっているからかもしれません。
ということは、本人は就職できなかった理由を
わかっていない可能性があります。
ちょっと恐ろしい調査結果ですよね。
【顧問医師】