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だれと競争するか?

column

2020.05.26
  • コラム

大阪堀江のパーソナルジム、W-GYMでは

顧問医師から様々なデータ等を提供頂き、

そのデータ等を参考としたプログラムを

お客様にご提供しています。

それはなぜか?

顧問医師がもともと

「運動が大の苦手」な人間だからです。

そんな人でもジム通いが続く手法を、

我々は本氣で考え、本氣でご提供します。

以下はその顧問医師寄稿のコラムです。

運動が大の苦手の彼が、

いかにして今運動を継続できているのか?

よく分かる記事となっています。

 

 

僕は会員制のジムで過去3回挫折をしています。

遅かれ早かれ三日坊主でした。

その一つの理由として、「行きづらい」という感覚がありました。

 

ベンチプレスのやり方を教わっても、

屈強なムキムキの方たちの間の中で、

僕はウエイトを付けていないバーを上げ下げしているのです。

自信がなかった自分はどうも周りの目が気になって、、

つまり、「あの人はあんなに軽いウェイトをヒイヒイいって上げてる!」

という嘲笑の声が聞こえました。

本当に自信なかったんですね笑

 

先日トレーナーさんと勉強会でその話題になって、

僕と同じような方もいらっしゃるとのことでした。

しかし、むしろ僕のほうが重症でした笑

 

幼稚園の頃から走りはビリばかりで、

球技や体操なども全然だめでした。

自分のプレイや動きがどんくさく見られているようで

体育の時間は少し胃が痛かったです。

本当にどんくさかったとはおもいますが。

では、周りの人を見てあるいは周りの目を気にして、

できていない自分そのものと比較することで、

技能学習は効率的に進むのでしょうか。

 

研究では、否です。

 

ところで、運動音痴だった僕は、

高校時代、体育の先生と馬が合って、

自分で練習法を開発し、

ものすごく苦手だった器械体操の技を

次々体得していったことがありました。

そして、生まれてはじめて通知表に5がついたのを覚えています。

 

その時僕は思いました。

学校の成績は、もともと運動が得意な人は

褒められていい成績がつくが、

できないことをできるようになった人にも

いい成績をつけてくれたらもっと変わっていたかもしれない。。

 

他の生徒と比べて、与えられた運動がすぐにできなかった人は、

どうしたらできるかトレーニング法を考え、

体の動きをフィードバックし、

試行錯誤を繰り返すことによってフォームが生まれ、

理にかなった運動が、結果的に、

できればいいだけの話です。

そしてできたところで、達成感を感じることができます。

 

つまり運動に満足を覚えたり、

ずっと継続していきたいと思っていらっしゃるみなさんは、

自分の体型や動きを他の人と気にすることなしに

続けるべきということです。

 

そして比べる相手はただ一人、過去の自分にしましょう。

そのためには自分のしていること、

できることの経時的な記録が必要です。

私も1年前の記録を見ると自分が

いかに成長しているかがわかって、

持続的な満足感を得られます。

 

ここからは個人的な感想ですが、

ジムで、自分よりも軽いウェイトで

トレーニングしている人などを見てもなんとも思いません。

おそらく僕よりムキムキの方たちもそうではないでしょうか。

体を鍛えることは、純粋に自分の世界に入ることになりますので、

そもそも他人からどう見えているか気になりません。

 

運動を始めたいけど、なんとなくという人は、

周りは自分のことが全く見えてないと思って、

堂々とトレーニングしましょう。

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