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食事の習慣化

2020.5.30

W-GYMの顧問医師が、日々多忙な仕事の中で、

いかにして理想的な食習慣を手に入れたかを、

経験をもとにご紹介します。

 

 

食事の習慣化はそれはそれは難しいです。

運動と違って毎日数回ありますし、

コミュニケーションの場ともなっていて、

自分ひとりの時間ではない場合もあるからです。

 

さらに、運動と違って人によっては

同じ味に飽きてしまうことが起こりえます。

栄養の領域のエビデンスは少ないのですが、

それは毎日同じものを食べて実験しても、

味が飽きてしまって、現実的ではないという

理由があるからなのではないかと考察しています。

 

僕は、習慣化のテクニックを用いて

食事の習慣化を実践しているので

今回はそれをご紹介します。

 

週7回トレーニングするようになって

数ヶ月経ったある日、

階段を登るときに両脚の疲労が

とても強く上がれなくなってしまったことがありました。

 

どうしたものかと、散々試しましたが、

結局運動量に対して栄養が相対的に

不足してきてしまったのです。

 

そこで自分で栄養量を計算して

食事内容を決めていましたが、

これは全く失敗でした。

 

仕事もある中で、1日3食のメニューを

考えることは現実的ではありませんでした。

一つ食事が終わると次の食事のメニューを決め、

栄養を計算せねばならず、

一日中食事のことを考えていて、

気が狂いそうになってしまいました。

 

習慣化へ

1つ目は、

栄養表をつくって判断の手間を減らす。

管理栄養士の仲村さん(当店顧問管理栄養士)

にお願いし、見ただけで必要な食事材料の

組み合わせがわかる栄養表を作ってもらいました。

自分で面倒な計算が不要です。

(※こちらのサービスは当店で提供しております)

 

2つ目は、

見ながらその表にそった

メニューにすることができるように

台所の周りの目につくところに貼っておく。

表が目の前にあるので、それを見ながら

食材を選んでいけばOKですので、

いちいち自分で判断したり

思い出したりする手間が短縮されます。

 

3つ目は、

組み合わせにある食材を予め用意しておく。

表を見て思いついた食事に必要な食材を

わざわざ買いに行かなくて良いように、

週に1回まとめて買っておきます。

 

こうすると、お腹が本当にいっぱいのとき以外には、

状況的に栄養表にそったメニューにせざるを得なくなります。

徹底的に手間を減らすように工夫していることがわかると思います。

 

そして、結果的に少なくとも

週3,4回はこのメニューで食事できるようになりました。

こんな小さな工夫で、

自分の食べたいと思っている食事を習慣化できます。

是非試してみてください。

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