「私やせないんです」の一言が口癖のあなたに、堀江のパーソナルジムからアドバイス
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- コラム
- 前田岳人
パーソナルトレーナーをしていると、やはり「やせたい」という、俗に言うダイエットに関するご相談を受けることが多いものです。
大前提として、それ以上減量すると体調を崩すような過度なダイエットは慎まないといけません。
しかし本当に減量する余地があるのであれば、それは価値のある取り組みと言えます。
そんな「やせたい」と思っておられる方の中には、「私やせないんです」と口にする人がいます。
それが口癖になっている人も少なくありません。
もしかしたらこれをお読みのあなたも「私やせないんです」と思っていませんか?
おめでとうございます!
こちらのコラムはそんなあなたにピッタリ!
「私やせないんです」の一言が口癖のあなたに、堀江のパーソナルジムからささやかなアドバイスをお送りします。
言葉は意識の具現化
毎朝自分の顔を鏡に映して「よし!今日もきれい!」と言う人は、本当にきれいになるという話があります。
私たちは、やせるとかやせないとかの話も同じようなことだと考えています。
「私やせないんです」という言葉は、まさに「私やせないんです」という意識の具現化の具現化です。
その言葉は文字や声となって目や耳を介して脳に届きます。
すると本当に「私やせないんです」というモードになってしまいます。
少々スピリチュアルなことかもしれませんが、それほど不思議な話ではありません。
スポーツ選手や受験生が目標を部屋の壁に掲げるのを見たことがあると思いますが、まさか「私負けるんです」とか「私落ちるんです」なんて縁起でもないわけです。
「やせたい」と思って何か1歩踏み出すことは本当に素晴らしいこと。
ですからまず、「私やせないんです」と口にするのではなく、「私やせます」と宣言するのがよいでしょう。
これだけで行動が変わります。
「やせる」も言わないでおく
とは言ったものの、大阪堀江のW-GYMでは、実は「やせる」という言葉自体を使いません。
これには明確な理由があります。
確かに現代の日本語で「やせる」といえば、減量してきれいな身体になるというイメージがあります。
しかし、「やせる」は漢字で書くと「痩せる」です。
これは「やまいだれ」の漢字ですから、病的な状態を意味する漢字なのです。
フィットネスに関わるパーソナルトレーナーが積極的に使う言葉ではないのです。
その証拠に、「痩せ衰える」とか「痩せ細る」といったように、「痩」は病に関係する言葉と合わさるものですし、「土地が痩せる」という表現もあるように、決していい言葉ではないのです。
体重よりも体型!
「やせる」という言葉自体を使わないとしたら、どんな言葉を遣うのがよいでしょうか。
これは人それぞれ素敵な言い回しがあればそれでよいと思いますが、例えば「きれいになる」とか「美しくなる」とか「理想の身体をつくる」というのが、決意表明としてはよいでしょう。
「私やせないんです」モードから、「私、きれいになる!」、「私、美しくなる!」、「私、理想の身体をつくる!」モードへ!その方が素敵です。。
そして何より気をつけないといけないのは、本当に減量することできれいになるのかということ。
体重はただの数字でしかありません。
計量のあるスポーツをやるような特殊な状況でなければ、体重が何キロだろうと見た目がよければそれでよいのです。
体重よりも体型。
確かに目安になる体重というのはありますが、決してそれに縛られないことが大切です。
大阪堀江のパーソナルジムW-GYMで、あなたの理想の身体、美しい身体、きれいな身体をつくりましょう!
私たちパーソナルトレーナー陣が、全身全霊でサポートします。