クロノタイプ~生活リズムが自分のタイプに合っているか?
column
2020.08.18
- コラム
自分が本来持っているリズムに見合った
生活リズムで毎日過ごせているのか?
これは多くの方にとって重要な問題です。
是非自分に見合ったリズムで生活できるように、
身の回りの色々なことを整理してみて下さい。
以前の職場の上司に、朝2時に眠って、
5時に起きるという方がいました。
一方で学生時代の友達はいつも朝方に寝て、
眠い目をこすりながら大学の授業を受けていました。
睡眠に入る時間帯によって、
朝型夜型人間とはよくいわれますが、
実際のところどうなのでしょうか。
個人的にはショートスリーパーの人は
羨ましいと思ってしまうのですが……。
実は強度の朝型から夜型まで
5つのタイプがあることがわかっています。
これをクロノタイプとよんでいます。
国立精神神経医療研究センターのサイトでは、
質問に答えて自分のクロノタイプかわかるようになっています。
そしてそれぞれのタイプによって
日中に集中力が最も高まる時間帯が違ったり、
性格まで影響があると言われています。
そしてどのタイプに属するかは
遺伝的な影響で決まっているようです。
ということは、クロノタイプに合っていない
生活習慣を送っていると、
パフォーマンスがさがったり、
そもそも熟睡できない状態で
日々過ごしている可能性があります。
例えば、経営者の方が、
「早朝に出勤して仕事をすると効率がよい!」
といって、朝型の時間帯から仕事を
開始するような職場にいる場合です。
そうなると、職場の選択や、
住む場所も工夫していけることになります。
睡眠不足は文字通り人生が破壊されていく
地獄のような状態なので、それを避けるため、
きちんと睡眠を取れるような環境を
選ぶ一つの指標ともなると思います。
個人的な感想ですが、
24時間体制を組まねばならない仕事では、
クロノタイプの違った人をうまく組み合わせることで、
身体に負担のなく高いパフォーマンスを
持った体制を作り上げることも可能なのでは?
と思っています。