目標達成を邪魔する思考
column
- コラム
正月休みも終わり「今年こそダイエット!」
などといった目標を掲げ、
早速動き出している方も多いことと思います。
せっかくですから目標は達成したいですよね?
でも「今年こそ!」と意気込んでいるのに、
毎年毎年挫折してしまうという方も少なくありません。
そこで今回は
目標達成を邪魔してしまう思考を紹介します。
それは
「〇〇しなければならない」
という思考です。
「〇〇しなければならない」はつらい
ダイエットであれば
「やせなければならない」とか、
「食事を制限しなければならない」とか、
「ジムに行かなければならない」
のようなことです。
結論から言えばそんなに
自分の行動を律することが出来るなら、
ダイエットなんて既に成功しているはずです。
これは意志が弱いとか、
ダメ人間という話ではありません。
賞罰のない行動制限を守れる人なんて
そうはいないのです。
例えばダイエットに成功しなかったら
刑務所に入れられるとか、
逆に成功したら100万円が振り込まれるなら
取り組むでしょうがそんなことはありませんよね。
また減量しなかったら病気になって
今年中に命を落とすと医者に言われたら、
それこそ死に物狂いでダイエットを
するのかもしれませんが、
そんなケースもまた稀です。
それなのに「ダイエットしなければならない」
なんて、ただ自分を追い詰めるだけです。
目標設定は冷静に
ではどうすればいいのでしょうか?
ここは冷静に、目標の立て方を見直しましょう。
まず具体的な目標を設定します。
「ダイエットする」というだけでは
少々抽象的すぎますので、
例えば体重だったりウエストサイズだったり
数値化できる目標を立てることがオススメです。
更にその数値化されたものが、
本当に達成可能なものなのかも精査が必要です。
体重が100kg以上ある人が
10kg体重を落とすことは可能でも、
標準体重の人が10kg体重を落とすことには
無理があります。
そして達成したい日を設定することも重要です。
ここでも例えば1か月後に10kg減量する
なんて言うのは無理がありますから、
例えば半年後とかそれこそ12か月後といった具合に、
冷静に組み立てていくことが大切です。
そうすれば1週間だったり1か月だったりといった
短期目標を設定することもできますから、
日々の行動に落とし込みやすくなります。
なにがなんでも「〇〇しなければならない」
というのはある意味では思考停止状態ですから、
注意したいところです。
W-GYMでは特に減量を目的としてお越しのお客様には、
この様な目標設定を大切にしています。
やはり第三者の冷静な判断が
加わった方が上手くいくようです。
冷静に目標を立て、
確かな想いを胸に進んで行きましょう。
そうすれば2022年は素敵な1年になるはずです。
【代表トレーナー】