いい先生につきっきりで習いたい、いい先生ってどんな先生?
column
2020.10.31
- コラム
これから新しい習い事を始めたい方にとって、
やはり重要なのは「誰から習うか?」ではないでしょうか?
また、既にパーソナルトレーニングなどの
「誰かに教わる」何かを実施している人も、
もしかしたら「もっといいトレーナーはいないかな?」
と思っておられるかもしれません。
しかし、なかなか適切に指導者を選ぶことは難しいですよね。
今回のコラムでは、当店顧問医師がそんなお悩みに答えます!
運動をしているときに、
「モチベーションをあげたい」
と思いますよね。
モチベーションを自分から湧き出てくるものと捉えると、
常にモチベーションがあるかないかという
問題になってしまいます。
モチベーションが高まっていくような環境を
作っていくことで、自分で高めていければ
効率がいいと思いませんか?
実は、技能のモチベーションは
教師のある姿勢で高まるということがわかっています。
それは、情報が多いフィードバックです。
研究で効果が高かったフィードバックの条件は、
1 そのパフォーマンスが正しかったか否か
2 行ったパフォーマンスの方向性
例えばタイミングが早すぎたのか、
ちょうどよかったのか、おそすぎたのか
3 パフォーマンスの程度
例えば どれくらいタイミングが早かったのか
でした。
モチベーションが高まった状態では、
金銭的な報酬を与えるとさらに脳の活動性が
あがったとのことでした。
しかし、モチベーションが低いと、
たとえいくら報酬を与えても、
脳の活動性が高まることがありませんでした。
これは、みなさんが何か運動を習うとき、
どんな指導者に習ったらいいかにも使えますし、
他にもお子さんに何かを習わせたいとき、
体験講習でインストラクターを選ぶときの
判断材料になりますね。
悲しい話ですが、モチベーションが低い状態では、
モチベーションを高めようとして、
「これを達成したら、〇〇を買ってあげる!」
といっても無駄ということがわかります。苦笑