運動なんて苦手で当たり前
column
- コラム
運動が苦手な人がパーソナルトレーニングと聞くと、
「運動音痴の私なんかが行ってよいのだろうか?」
とか
「厳しく指導されるのではないか?」
なんて思うかも知れません。
これは実は大きな勘違いです。
パーソナルトレーニングは
むしろ運動が苦手な方にこそ受けて頂きたい
サービスなのです。
学校体育の罪
運動が苦手ということをコンプレックスに
感じている人は多いと推察しています。
それは学校での体育の授業が好きではなかった
という方ではないでしょうか?
学校体育というのは実は非常に問題があります。
そもそも体育というのは身体教育のことを指し、
英語ではPhysical Education(P.E.)と呼称されます。
ざっくりと言ってしまえば、
体育とは歩き方や走り方、
ボールの投げ方や蹴り方、
道具の使い方、健康な身体作りの為の運動等を
教育する科目だと言うことです。
しかし学校体育でなされていることは何でしょうか?
走り方をまともに教えてもくれないのに
50m走のタイムを計ったり、
ルールだけ何となく教えて
細かいことは何も教わっていないのに
紅組と白組に分かれてサッカーをしたり、
ボールの投げ方も身のこなしも分からないのに
ドッジボールをしたり……
スポーツ万能なタイプの人なら楽しいのでしょうが、
そうでない人からしたら地獄の様な時間です。
例えば数学の授業であれば、
めちゃくちゃ計算が苦手でも
黙っていればそれがクラスメイトに
晒されることはありませんが、
体育の場合はそれがダイレクトに晒されてしまうのです。
これで運動が好きになるわけはありませんよね。
学校体育でなされていることは身体教育ではなく、
なんちゃってスポーツの体験にしか過ぎないのです。
体育とスポーツは違う概念です。
ここが分かっていないのか、
意図的にそうしているのかは知りませんが、
学校体育はそういった点で非常に問題があります。
そして多感な時期に植え付けられた
コンプレックスはそう容易く
乗り越えられるものではありません。
体育が得意な人は稀!
しかし、そもそも体力テストで
A評価になる人はどちらかと言うと稀です。
つまりほとんどの人は何かしら
運動をすることに対して
問題を抱えているということです。
それはよく考えてみればそれは当たり前です。
幼少期に歩き方を教わった人はいますか?
中学生や高校生の時に身体のメカニズムを
理解した上でスポーツに興じた人はいますか?
まずいないはずです。
しかしそれは算数で言えば四則演算を
教わっていないのに二次関数を解けと
言っている様なものです。
私たちはそもそもこの身体の使い方、
算数で言う四則演算を分かっていないのです。
中には天然で身体の使い方が上手な人がいますが、
それはアスリートの様な稀有な存在ですから、
一般的ではありません。
なので「運動が苦手だから……」
という理由でパーソナルトレーニング等の
サービスを受けることを躊躇しているのであれば、
少し勇気はいるかも知れませんが
是非一度体験セッションをご受講ください。
プライベートジムであれば不特定多数に見られる心配もありません。
出来ないのは指導者のせい!
そこで「なんでこんな事が出来ないんだ?」
というような態度を、トレーナーが取ってきたら
そのジムは二度と行く必要はありません。
出来ない様なプログラムを提示してきた、
或いは出来る様に指導しなかった
トレーナーに責任があります。
まともなトレーナーは、
必ず小さな出来たを積み重ねます。
ちなみに出来たということは
トレーナーのお陰ではなく、
お客様の能力によるものです。
その能力というのは
まだ開花していないだけかも知れません。
運動が苦手、体育が嫌いだったというのは
普通のことですし、あなたは悪くありません。
もし大阪堀江界隈でプライベートジムを
お探しでしたらお気軽にお越しくださいね!
【代表トレーナー】