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悪習慣

column

2020.05.16
  • コラム

大阪堀江のパーソナルジムW-GYMの

顧問医師がお届けするコラムシリーズです。

今回は、分かっているやけど止められない……

悪習慣の断ち切り方に関する寄稿です。

 

以前、体作りにつながる習慣を

身につける方法を紹介してきましたが、

我々は日々、体壊しにつながる

やっかいな悪い習慣を

なくしていくという壁にぶち当たります。

 

ジャンクフードを食べるなど、

そもそも健康を壊す悪習慣とは

なぜ起こるのでしょうか。

 

手っ取り早く快感や利益が得られる、

それを慢性的に浴び続けたくなる、

ところが、回数を重ねるにつれ、

当初の快感は低下していき、

快感を得られた経験だけが残って、

他の活動に影響が出てくるまで

続けてしまうというメカニズムです。

 

どのようにして悪い習慣を

消していけばよいのでしょうか。

実は習慣を身につける方法の逆をしていくと、

今ある習慣を手放す作用が生まれます。

 

ここでも注意点があります。

毎度よく出てくる、葛藤です。

 

「これをやってはいけない!」

という自分と

「やりたい!」

という自分

この二人の対立が生まれた瞬間に、

やってはいけないことをやる可能性は

約5割になってしまいます。

 

その対立が生まれる前に予め、

どうするか準備おきましょう。

 

例えば、コンビニに売っている

お菓子食べる量を減らしたい!

とします。

 

・やりたい行為が生まれないように予め方針を決めておく

例 仕事中コンビニにいってお菓子を買いたい!

→仕事中にコンビニに行かない。

そもそもコンビニに行かなくていいように

日用品は計画的にスーパーでまとめて購入かネット注文。

 

・欲求が出たときにif thenルールとしてどうするか決めておく

例 甘いものがどうしても食べたくなった

→りんごか、マンゴーなどの果物を買いに行く

 

これは私が実際行っている対策の一例ですが、

ここ2年間でコンビニでお菓子を

買ったことは3回位しかありません。

余談ですが、研修医時代は、

調理不要の最速で食べられる食料として、

コンビニでお菓子を1日1000円以上も

買っている時がありました。

 

お腹が減っているときに食べると、

市販のお菓子は、糖分と脂肪分が絶妙で、

食べると更に食べたくなる

という作用を有していますので、

気がつくとすごい量を食べていました。

果物にしてからは、りんご1個は、

結構お腹にたまるので食欲が収まります。

 

悪い習慣を手放していく方法論は、奥が深いです。

ここではまず2例をご紹介しましたが、

これからも紹介していきます。

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